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カットレスベアリング

 2009-11-22
プロペラシャフトを支えているカットレスベアリング

みなさんあまり気にしていませんが足回りの重要な部品です

ボートによって数は違いますが通常1~3箇所

シャフトブラケットに1箇所のボートが多いですね

まず、なぜ溝が彫ってあるか

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通常カットレスベアリングの材質は外側が金属もしくは樹脂で、プロペラシャフトを受けるところがラバーの物がデロリン樹脂を削り出した一体のものが多いです

プロペラシャフトを支えるところのクリアランスは基本的には0

クリアランスが0ってことはシャフトが回転したときに熱がこもってしまい解けてしまいます

解けてしまっては役に立たないので溝を掘って走行中に水流を作り冷却しています

構造的にはこんな感じです

ロープの巻き込みや流木との衝突、もしくはエンジンマウントのヘタリなどの外的要因などでプロペラ軸が狂ってしまうとカットレスベアリングが偏磨耗してしまうことがあります

よく見ないと分かりませんがシャフトのまわりの隙間が違うのがわかりますでしょうか?

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シャフトの軸芯が狂っててしまうとカットレスベアリングに対しシャフトが直角でなくなってしまうので、それだけ抵抗が掛かってしまいます

カットレスベアリングが磨耗してくるとクリアランスが多くなりすぎてプロペラシャフトが踊ってしまい振動が出るなどの障害が出てきます

最悪はカットレスベアリングがなくなり、シャトブラケットとシャフトがケンカをしています

1716.jpg

左が偏磨耗したもの。右が新品です

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もちろん、部品を交換したのちにきちんとプロペラシャフトの軸芯を調整しないといけません

足回りが正規になると速力が上がる可能性も

上架したら確認しておきたいところですね
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カテゴリ :エンジン・マリンギア・発電機ほか トラックバック(-) コメント(-)
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