ハル塗装
2009-03-28
先日ご契約いただいたアルベマーレ280がイメージチェンジします カラードハルに変更されより個性を打ち出し連休前にはデビューの予定
そのための下準備が始まりました
現状のウィーターラインを剥がし、ハル全体をサンディングしています
もちろん細かい傷の補修も行います

ここで改めて塗装の工程のお話し
一言に塗装と言っても様々な工程があります
まず、現在貼ってあるラインやマークを剥がします
地味な作業ですがいざ行うとなると意外と手間・・・
続いて塗装をする部分(今回はハル)にサンディングをします
サンディグは塗料の密着を良くするために行います
サンディング後に細かい傷をパテで拾い面を出していきます
下準備ができたら、プライマーの塗装
プライマーは上塗りの吸い込み防止と密着性の向上の役割をしています
プライイマーが乾燥したらさらにサンディングを行います
ここで最終的な細かい傷の修正を完了させます
そして上塗りです
プライマーの塗装時も同じですが、塗装を施すまえには必ずシリコンオフなどで脱脂を行います
この脱脂を怠ると塗料がハジいてピンホールなどの症状が出ます
脱脂を行ったところでようやく上塗り(色付け)になります
上塗りのただ塗料を吹き付ける訳ではありません
まず、塗料を薄っすらと吹きつけ一瞬乾燥させます
エアーガンでエアーをあてる位なので、乾燥と言うほどのものではありませんが
この時間をフラッシュタイムと言い、塗料のノリを良くするために行います
よく”何回塗り”と言う言葉を耳にします
これは通常2パターンあります
①塗装後、乾燥させサンディングして更に塗装 この回数
②塗装後、完全に乾燥する前に再度塗装する
もちろん①のコストも時間も掛かります
さて、上塗りが終わり塗膜がきちんと固まったらポリッシャーで磨いて塗膜の面を出します
最近は磨かなくてもOKな塗料もあるようですが実際は厳しいです
ちなみに、塗料の希釈が緩ければ塗料がタレやくなります
逆に塗料の希釈が少なければ、塗膜面がミカンの皮みたいにデコボコします
仕上げの磨きはツヤを出すための大事な工程です
さらに、マスキングや養生など・・・
実際にはもっと細かい作業があります
塗装作業には熟練度が不可欠です
塗料の希釈の具合とか、色合わせなど経験が物を言います
手間を掛けた作業ですのでいつまでも美しく保ちたいですね
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カテゴリ :装備・艤装ほか
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カラーサンプル
2009-03-25
最近はカラードハルのボートを良く見かけるようになりました カラーをイメージするのは非常に難しいです
イメージや色の感覚は人それぞれ違いますし・・・
イメージを具体化することが重要になります
よくある小さいカラーサンプルを室内の蛍光灯の下で見たのでは色も変わって見えるし、ボートとマッチングもさせていないので感覚のズレが出てきます
PCで画像の色を当て込むのも一つの方法です
ですが、曲者なのは個々のモニターによって色の出具合が変わってしまうことです

実際にペイントする塗料で大きなテストピースにペイントを施し、実際にボートに付け合せて見るのがより具体化されます
実際にその色になるかどうか分からないテストピース作成
でも、その手間を惜しんではいけませんね
自分達の納得できるものにするために
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ボートショーも
2009-03-22
横浜ベイサイドマリーナでのプラベートボートショーも今日で終了 天候がめまぐるしく変わる3日間でした
本日は荒天により試乗できませんでしたが、遠方からお越しいただいた方も
沢山の方にご来場いただき誠にありがとうございました
今回、安田造船とのコラボで実現したプライベートボートショー
そしてビックゲームルアーズの方々にも色々ご協力いただきました
方向性のはっきりしたショーが実現し、そして結果に結びつきました
これからのショースタイルも今回のショーで見えてきた感じがします
これも、ご来場いただいた方々、 安田造船のお陰だと感謝しています




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ならぶタワー
2009-03-19
明日からのプライベートボートショーに備えボートを並べました。



日本でもこれだけタワーを並べられるようになりました
皆様のおかげです、感謝です
明日の朝にはさらにタワーが増えます
タワーの並ぶ光景を見ているだけ心高ぶりカジキシーズンが待ち遠しいです
カテゴリ :ニュース
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プライベートボートショーin横浜ベイサイド
2009-03-18
今週末20~22日は横浜ベイサイドマリーナで安田造船所とコラボでプライベートボートショー アルベマーレにバートラム、ブレーカーズそしてパーシング
アルベマーレ280、310、330、360

バートラム510、570、43、37

ブレーカーズ37

パーシング62

総勢11艇がならぶ予定です
スポーツフィッシャーがこれだけならぶと思うとうれしくなります
受付ブースではビックゲームルアーズがルアーの展示とルアービルダーの方のコミュニケーションスペースを設けています
ビッグケームルアーズ
それにアフターフィッシングギア飛魚丸のビルの剥製展示
魚類剥製のアフターフィッシングギア飛魚丸
串本で早くもプレジャーボートがマカをキャッチした情報もあり心弾む週末になりそうです
カテゴリ :ニュース
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ちょっと息抜き
2009-03-18
インターナショナルボートショーも終わり今週末のプライベートショーに備えてちょっと息抜き 横浜某所へ夜間海洋調査に出かけてきました
出航直後はちょっとチャプチャプ
最初の調査場所は風で釣りにくいうえに反応も今一つ
風裏へ移動

ここではサイズはイマイチですがポロポロと

ちょこちょこと移動しながら調査
パクパク場所発見


いい感じですがサイズが今一つ・・・
夜も更け最後に入った場所は1投目トリプルヒット
が・・・後は続かず
週末のプライベートボーショーに向けいい気分転換になりました
カテゴリ :フィッシング
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360XFハル
2009-03-15
木曜日から開催中のボートショーには沢山の方にアルベマーレ360をご覧いただきましたインターナショナルボートショーもあと日曜日を1日を残すのみ
2006年からニュータイプのハル形状になったアルベマーレ

330XF、360XFはバウが非常にボリュームがあります
バウの容積を増やすことで浮力を強くしています
バウの浮力を増すことで荒天時にバウの沈み込むのを抑えています
バウが沈み込まないため大きなフレアーを必要とせず、チャインでスプレーを落としています
波に対してのつっかかり感も軽減されています
バウの容積が増えたことでキャビンの空間も増え、ヘッドクリアランスも多く確保できました
そして全体的な容積が増えたためエンジンの位置を低くセッティグできるようになり低重心化貢献しています
その結果、驚くほどの静止安定性が向上されています
20~22日は横浜ベイサイドマリーナでプライベートボートショーでは280、310、330、360のアルベマーレが並びます
シートライアルも可能ですのでアルベマーレの走りを堪能してみてください
バートラム510のグッドコンディションの中古艇も展示します
カテゴリ :新艇情報
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明日からボートショー
2009-03-11
いよいよ明日からインターナショナルボートショーIN横浜 今日の朝一アルベマーレ360XFを回航し準備


今回はの個人的な見所は個性の違うエクスプレスフィッシャーが3艇並ぶこと
カボ36EX アルベマーレ360XF ブレーカーズ37
西海岸の優等生カボ
大型艇をも唸らすアルベマーレ
野澤氏の拘り ブレーカーズ
西海岸、東海岸、日本とそれぞれ違った海で建造されたボートが見られます
造り方を見るとそれぞれの個性がより見えてきますね
残念ながら今回のボートショーでは試乗は出来ません
3艇見た後に乗り比べるとさらに面白いのですが・・・
カテゴリ :ニュース
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2週続けてボートショー
2009-03-08
今週末はインターナショナルボートショーIN横浜昨年同様、パシフィコ横浜での開催です
今年はアルベマーレ360XFを海上ブースに出展をいたします

そして翌週は横浜ベイサイドマリーナにて安田造船所さんと合同でプライベートボートショーを行います
こちらにはアルベマーレ280、310、330、360とバートラム、安田造船所さんはブレーカーズ、バートラムと展示いたします
タワーの聳えるエキスプレスフィッシャーとコンバーチブルが騒然と並ぶボートショーです
当日はビックゲームルアーズの展示ブースありルアーの展示やルアービルダーも来られる予定です
(ビックゲームルアーズ http://www.biggame-lures.com/ )
ビルフィッシャーにはたまらない一時となるでしょう
どのボートもシートライアル可能ですが事前のご予約をお願いいたします
もちろん、パシフィコ横浜でのボートショーでも承ります
スタッフ一同お待ちしています

カテゴリ :ニュース
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ラダー
2009-03-06
プロペラシャフトの水漏れは誰もが気にしますグランドパッキンからPSSに換えたりとかしてエンジンルームをドライに保とうとしていると思います
見落としがちなのがラダー部の水漏れ

ラダー部のシール方法は2つ、グランドパッキンとシールタイプ
シールタイプは基本的には水が内側には入ってきません
グランドパッキンのタイプは若干内側に水が入ってきます
通常はグランドパッキンを締め込み水の入りを押さえますが、締め込んでも止まらないケースがあります
となればグランドパッキンの交換となります

ここで気を付けないといけないのがラダーのシャフト

年数の経っているものたどグランドパッキンの接触部Hが電蝕していることがあります

これではせっかく交換したグランドパッキンもすぐに削れてしまい、締めても締めても水が漏ってきてしまいます
こうなるともう修復にはかなりのコストが掛かってします、もちろん最悪の場合は交換もあります
部品もすぐに入ってくれば良いのですが、ラダーは汎用品でないので往々にして時間のかかるケースも・・・
大きさや物によってはワンオフで製作することも出来ますが何れにせよ定期的には見ておきたい場所ですね

カテゴリ :シャフト・プロペラほか
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